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詳細
【内容】
近年の物価上昇や世界的な日本食への人気の高まりの影響もあり、国内外を問わず日本の農林水産物や食品に対する注目が高まっています。一方、食料自給率の低迷や農業従事者の激減が予想される等わが国における農林水産業は多くの課題に直面しています。かかる課題解決のため、2024年6月には農政の憲法とも呼ばれる食料・農業・農村基本法が25年ぶりに改正され、2025年4月には新たな食料・農業・農村基本計画が策定される等、日本の農林水産業は大変革期にあります。
かかる産業構造改革の流れとして、農業経営の大規模化や農地の集約が掲げられており、伝統的な家族経営から大規模な法人経営による農林水産業への取り組みが進んでいます。その経営主体は、従前から農業に取り組んでいた個人・法人に留まらず、異業種から新規に農林水産業分野に参入する例も増えつつあります。
本セミナーでは、全6回にわたり、農業への新規参入にあたってまず検討する必要がある基本的な事項についてご説明するとともに、異業種(金融業)から新規に農業分野に参入し短期間で黒字化に成功した大和フード&アグリ株式会社様より実務的な視点を踏まえた留意事項について概説いただきます。立法動向を踏まえた理論的な側面と、現場の経験を踏まえた実務的な側面の両方から農業への新規参入の基本的な事項をご説明することで、今後農業への新規参入を検討されている、又は新規参入に向けた取り組みを進められている皆様の一助となることを企図しています。
農業は、生産・流通・消費といったフードチェーン全体が連携することで付加価値が高まるため、生産にあたってどのような販売・流通戦略を立てるかが極めて重要です。また、農業に対しては多数の補助が存在するため、国や地方公共団体における政策動向を把握し、自社の戦略に沿った制度の活用を行うことが望ましいと考えられます。そこで第1回では、総論として、激動する近時の立法政策の概要とともに、最近の企業による農業参入の動向や様々な戦略をご説明します。
【対象】
農業参入を検討されている企業のご担当者様、その他物流・販売の観点も踏まえた今後の農業経営に関する理解を深めたいと考えられている方等を広く対象としております。
※法律事務所に所属されている方や学生の方はご遠慮ください。
【全6回の構成】
第1回 近時の農業政策・企業参入の動向(本配信)
第2回 土地規制から見る農業参入の手法~農地の特殊性~
第3回 参入形態から見る農業参入の手法~M&Aか新規設立か~
第4回 農産物の生産工程における留意点~GAP/HACCP及びSDGsの視点を踏まえて~
第5回 農産物の流通・販売~フードチェーンを概観する販売戦略~
第6回 スマート農業と近時の立法動向
【その他】
※受講料は無料です。
※事前に当事務所の承諾を得られることなく、セミナー内容やこれに関する質疑応答を引用しての、報道や外部への情報発信などをされることは、どうかご遠慮くださいますようお願いいたします。
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