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株式会社 商事法務(森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士 荒井 太一)
<主要講義項目>
1.労務トラブルの変化と企業におけるリスクマネジメント
(1)10年前と明らかに異なるトラブルの特徴
・紛争の傾向の特徴
・解決手段の特徴
・原告の特徴
(2)管理部門が誤りがちな対応
・実務経験に乏しい担当者
・事案の本質(深刻さ)の見誤り
・担当部門(者)による抱え込み
(3)改めて管理体制の基本を理解する
・人事部,法務部,コンプライアンス部の役割分担と連携
・通報窓口やクレーム対応窓口の役割
・外部専門家の利用
・日常対応体制と有事対応体制
2.最近の具体的事例・裁判例から考えるあるべきトラブル対応と管理体制
(1)長時間労働(残業代の未払い)のリスクと管理体制
(2)ハラスメントの訴えがあった場合の調査,被害者,加害者,事実無根の訴えへの対応
(3)メンタルヘルス上の問題が疑われる社員の休職,復職
(4)パフォーマンスがあがらない正社員の解雇,有期雇用契約社員の雇止め など
3.今後企業に求められる労務トラブル対応
~特に子会社・関係会社における社内対応(陥りがちな性善説と過剰対応?)
(1)事前対応
・規程化すべきものと内部の取扱いとすべきもの
・書面やメールに残すべきものと残すべきではないもの
・音声記録の残し方
・メール等のモニタリング
(2)事後対応
・メールやアクセス記録の保存
・フォレンジック
・証言の確保
・社外専門家の利用(産業医,専門医,弁護士等)
4.最近の雇用関係に関する法改正への実務対応
・とくに従業員の待遇や解雇にあたって何がどう変わるか
・具体的にはいつまでに何をすべきか
講師等
関連する取扱分野のセミナー・講演
終了
2024年8月19日(月)~2024年12月31日(火)配信
※ ご好評につき、視聴期間を延長いたしました。『「ビジネスと人権」重要トピック別連続ウェビナー2024(全9回シリーズ):第5回「人権×移民労働者」』当事務所主催